“世界の旅”市場とは?  
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ガイドブックが書かない話(2001年版)
西オーストラリアの田舎町をいく3
パース西郊にスカボロー・ビーチという有り体に言えば海水浴場があります。これ以外にもいくつか海水浴場(と 言ってしまうと雰囲気がでませんが)があって、なかには ヌーディスト・ビーチもあります。パースに留学していた某さんはこっそり覗きに行ったとか。自身がそのステージを満喫できるのでなければ行かない方が無難かと。
ここも泊まりました。インド洋に沈む太陽を見たいが為、 ランデブー・オブザベーション・シティ・ホテルという、 まあそこそこまともなホテルを予約していたものの、到着したのは夕方5時前。大慌ててチェックインして、部屋に駆け込むと既にお天道様は水没秒読み状態です。この時用にマーガレット・リバーから運んできたブルックランド・ バレーの白を抜栓し、部屋備え付けのグラスを持ち出してテラスのテーブルで乾杯!う〜ん、満足&しあわせ(^-^)オーシャンビューだけど海岸線と直角方向のテラスから、 確かにインド洋に沈む太陽は「じゅーーう」と音を立てておりました。脳天気に構えていたけど、結果的には天気も良くて最高でした。
夕食はホテル向かいにあるショッピング・アーケードで フィッシュ&チップスとついでに斜向かいにあるガソリンスタンド「BP」併設のコンビニでパン(これが旨いんだ)を買って、ホテル最下層にひっそりとあるリカーショップでWAのビールを仕入れて、部屋に戻ってワインの残りとともに・・・。こんなんしてたら頭がふやけます。
夜、テラスからなにげに階下のプールを眺めていると、秋の風が心地よく吹き抜ける中で泳いでいる人がいます。 あとからプールまで見に行きましたが水は明らかに常温。 泳ぐ人もクレイジーなら、ホテル側も何考えてるんだか。
ところで、スカボロ−=Scarborough と聞くと「あ〜ゆ〜、 ご〜いんぐ、すか〜ぼろ〜、ふぇあ〜」と謳いたくなって しまうのは私だけでしょうか。
シンガポールのバス時刻表の読み方2
前回「停留所名」がないようだと書きましたが、始発と終点は決まっています。で、途中の停留所はどうなるかと いうと、例えば 「Orchard Rd / Os Lucky Plaza(N3 ORC Stn)」。 Rd=Road、Os=Outside。ポイントは「オーチャードロードを走っている」ということで、さらに「ラッキープラザの 前に停留所がある(駅番号N3のオーチャード駅前)」と分 かります。
運行経路が「通り」を基準に標記される=大阪だったら さしずめ「大阪駅−御堂筋−土佐堀通−四ツ橋筋−大阪駅」 といったところ。どこで曲がるのかも一目瞭然。いつもは バス停の名前を連ねた標記に慣れているけれど、初めての地ではこれだと非常に苦労する。初めて行った四条河原町でバスに迷わず乗れるなんて夢のまた夢。でも「河原町通高島屋前」なら楽勝。わかっていただけるかしら?
略語はOs以外にもたくさんあって、まずはAft,Bef,Opp, Betが分かれば位置関係はクリア。Rdシリーズでは、Ave,Dr, Stなど。ランドマークならCh,C.P,Fty,Pk,PTB,Terrあたりがわかりにくいくらい。シンガポールには目印はいくらでもあるからできる芸当という気もしますけど。
「TransitLink Guide」は系統番号順の構成になっているのですが、運行会社、エアコンの有無、運行時間、頻度、 始発・終点・経路はもちろん、料金の変わり目までが概ね1ページに盛り込まれています。
これのお陰で正直助かったお話。夕方ラッフルズホテル から空港へ行く段になって路線バスの急行がない事が判明。 リムジンバスは倍以上の運賃だし、各停バスでは間に合わない。そこで「TransitLink Guide」を便りに、地下鉄SMRTでTanah Merahまで行き、24系統バスで空港へ。渋滞もなし。ほとんど曲芸です(笑)。
ナイトサファリもマレー鉄道シンガポール駅もチャイナタウンも路線バスが使えれば楽々アクセス。
それにシンガポールの人は親切なので、きょろきょろしいると向こうから声をかけてきて、いろいろ教えてくれ ます。ぜひ一度お試しを。
シンガポールのバス時刻表の読み方1
シンガポールは「一度行ったら十分。2回行くところではない」と言う人は少なくありませんが、私はそうは思いません。ひととおり、というとマーライオンにセントーサ島、ハイ・ティーにナイトサファリとなって、確かに一度訪ねれば終わっちゃうのですが、せっかくの平和な街だし自分の足で歩いてみると2度でも3度でも楽しめるのではないでしょうか。日本にいても観光地より町歩きが好きな向きには合うと思います。ということで、シンガポールの歩き方。まず手に入れたいのが「TransitLink Guide」。空港内 の本屋とかで目に付いたら買っておきましょう。文庫版で 400ページほど(厚さ1.5〜2cm)、お値段は手元の'98版で S$1.4とお手頃です。地下鉄は切符売り場があるし路線図も運賃表もあるから誰でも簡単に利用できますが、バスは・・・これは世界中どこに行っても同じだけど使い方が難しい。だけど、幸い「TransitLink Guide」にはかなり詳しいバスの時刻表がついてるし、シンガポール自体それほど広いわけでもないから、意外にすぐに使いこなせそう、というのが実感。と・こ・ろ・が、どうも日本で言うところの「停留所名」 というものがないようなのです。これにはかなりびっくり しましたが、慣れてみれば実に合理的でわかりやすい方法 であることがわかってきます(つづく)
手打ちうどん編7
寝かせた生地をビニールから取り出し、最後の「踏み」 に入ります。先ほどと同じように真ん中をかかとで踏むと、 明らかにこれまでより弾力性が増しているではありません か?!「こりゃ、うまいでえ」と頬がゆるんでくるのを 抑えながら、厚さ1〜2cm位にまで踏み延ばします。次はいよいよ「延ばし」に。この日のために買いそろえておいた麺棒を、おもむろに取り出す、っと、その前にどこで延ばすか。わが家の台所 のまな板の上では、むろん全然だめです。1m四方以上の専用まな板が欲しいところですが、さすがに買ってしまう 勇気がないのでやめといて、食卓を使うことにしました。 適度な高さで、いい感じです。円形に踏み延ばした生地に打ち粉をして、口をへの字に曲げて、眉一つ動かさず、何食わぬ顔をして、うどん専用麺棒を取り出し・・・。そうそう、打ち粉は水戸泉よろしく豪快にぶわっとかけましょう。粉っぽくなるなんて心配はいらないでしょう。 この打ち粉はレシピにも「適宜」なんてなっているものだから、粉の残りが少ないと生地がひっついちゃって大変なことになります。ですから1kgの粉で10人分ですが、1kgの粉を買ってきても10人分はできませんので注意が必要です。やっぱり打つのは次回。(つづく) 
手打ちうどん編5
読者の方から「讃岐うどんが食いたくなった」とお便りをいただきました。わがオフィスでは数年来の讃岐うどん 行脚ブームで、有名店は必ず誰かが訪ねているという状況 にあります。で、今回はうどん「打ち」は小休止。大阪からは近いので割と気軽に楽しめるのと、とにかく 値段が安いのが魅力です。うどん1杯110円なんて、今どき学食くらいしかないでしょう。うどん行脚には車が便利ですが、なかなかお腹が減らな いのがつらいところ。公共交通機関+徒歩で巡れると適度にお腹がこなれて良いのですが、これがとっても難しい。まず、高松とか琴平を除くと車がないと不便なことが多く、 香川県民は日本一バスに乗らない(伝聞)のでバス路線が 高松市内を除き壊滅状態で一日二本&休日運休ということもあって使えないのです。讃岐平野は平らすぎて川らしい川がなく灌漑用の溜池が随所にみられるほどなので自転車でも快適に巡れるしエネルギーも消費できて最高なのですが、県内唯一の駅レンタサイクルがある宇多津駅には何と全部で一台しかない(三年くらい前)ので、結局は自分で 持っていくか、ひたすら歩くか、となってしまいます。あるとき善通寺駅で降りて、当てにしていたバス路線は廃止されていて仕方なく東徒歩6kmで「山下」へ。昼時で満員で、やっと出てきたうどんはのび気味でがっかり。ここから南へ。にわか雨に降られ、雨宿りしながら徒歩5kmで「宮武」。臨時休業。がーん。一番近いところをばと東2kmで「桃山」。無名だけど美味。さらに南西に6kmで琴平駅着。とまあ、こんなことになってしまいます。車で巡って24時間で6軒というのが最高記録かなあ。1時間で3軒というのもやりましたけど。(つづく) 
海外渡航手続きあれこれ
うどん話はちょっとお休み。海外渡航手続きとはいってもオフィシャルなのではあり ません。編集子の勤めている会社では、7日以上居住地を離れる時には「旅行届」を提出しなければなりません。なので、海外旅行はできるかぎり6日で収めて目立たないよう心がけています(笑)。で、先日同窓会に顔を出して聞いた話。仕事柄「旅行に 行くならなんでも相談してね」という話をしていたのですが、ある公務員氏曰く「海外旅行はしたいんだけど、海外 に行くとなると『海外渡航許可』を申請しないといけないんで、なかなかその気になれなくて」なんていうのです。 別の公務員氏も同様でどうも公務員の世界では一般的な事 のようなのです。こりゃ若い人の海外旅行が減るわけだ(そんな訳ないか)。ということで、「ウチの会社はこんなユニーク(?)な 制度があるぞ」投稿をお待ちしております。なお、賞品はありません。うっぷん晴らしにぜひご一報を。匿名可です。
手打ちうどん編2
今回は粉のことを書こうと予定していたのですが、前回 の麺棒のことで耳寄りな情報を頂きましたので紹介します。
 >はじめまして、旅ネットのページ楽しみに読んでます。  >1月27日のメールにあった麺棒のことですが、
 >当社では105cmで直径約23mmの物を1200円で
 >扱っております。
 >http://www.senda.co.jp
 >(株)千田
 >大阪市中央区難波千日前8-16
ホームページを見せていただくと、この千田さんは何と 創業108年!大阪・ミナミの道具屋筋にビルをお持ち でいらっしゃいます。ぜひ今度買いに行かせていただきます。しかし、思わぬところでお読みいただいているようで、 驚いております。情報をお寄せいただきありがとうござい ました。<脱線つづく>
ワーホリで語学上達を目指す?
以前にホームページ上で「“世界の旅”市場におまかせ」 というコーナーを展開していた。読者からの質問に旅行社 のスタッフが答えるという企画で、かなりの反響があった。特に多かったのがカナダのワーキングホリデー(略して ワーホリ)に関する質問で、関心の高さを身に染みて感じ たものだ。ワーホリというのは、端的に言えば、旅行しながら働く こともできるというシステムで、現在アメリカ・カナダ・ オーストラリア・ニュージーランドに加え、韓国・フラン スでも受け入れが始まっている。これに参加するにはビザ が必要である。長期に渡って旅行するためにワーホリビザを取得するの ならともかく、語学上達を目指して旅立つのならちょっと 考えてからにしないと「こんなはずじゃなかった」になってしまう。当たり前だが、その国の言葉ができないのに仕事にあり つけるわけがない。あるとすれば会話の不要な肉体労働か 日本語で足りる日本人相手の仕事くらい。仕事をつうじて 語学上達を目指すのはなかなか大変である。オーストラリア(パース)で見かけた日本人は、寿司屋 で働いているのと、日本人だけで集まって遊んでいるのが 目に付いた。現地の日本語新聞にも「そんなことでいいの ?」というニュアンスの記事が大きく取り上げられており、 目的を失いつつある人が多くいることを裏付けていた。「どうすれば仕事が見つかりますか」という疑問をもつようであれば、もう一度考え直してみたほうがよいかもしれません。
 
西オーストラリアの田舎町をいく4
パース南郊にロッキンガムという街があります。車なら パース市街からぶっ飛ばして小1時間。海に向かって建つ、 おそらく別荘がずらりと並んでいて、'FOR SALE'な物件もちらほら。
ここの港からドルフィンスイム(イルカと泳ぐ)ツアーが出ていて人気なのですが、1日がかりなので今回はパス。 代わりにペンギン・アイランドに行ってみました。【勝手に抱いていたイメージ】南米パタゴニアで見られるように地面が見えないくらいの大量のペンギンが右往左往している。それが島じゅう至る所で見られる。【現実】港近くのビジターセンターでペンギンを保護飼育中。ほかでは1羽も見ることができず。
ペンギンは、全く全然皆目一切ビジターセンター以外にはいません。そのかわりカモメがかなり幅を利かせており、 島一周の遊歩道があるのですがその30cm脇で営巣中。 遊歩道を歩いていくと「ぎゅわーっ」と威嚇してきます。ですが彼ら(彼女ら)は根性がないのでずんずん近づいていくとやがて観念します。しかし空中戦に発展することも あって、持久戦となると負けも覚悟しなければなりません。はっきり言って怖くなるくらいうるさいです。巣の中の卵を守るためとは言え、仕舞いには「目玉焼きにするぞ!」 という大人げないこともちらりと脳裏をかすめたりして。
この島で夜を過ごすことはできません。ビジターセンターの職員も最終の船と同時に島を離れます。一般観光客用 の船は非常にのろいのですぐに引き離されてしまいます。船とほぼ同時に島の砂浜からウェットスーツ着用でサーフ・ ボードを片手に海に入って行く人がいたのですが、なんとそのまま歩いて対岸まで歩ききってしまいました。それをずっと観察できるくらい遅い船、ということなのですが。
西オーストラリアの田舎町をいく2
フリーマントル駅裏に船着き場があり、そこからロット ネスト島への船が出ています。語源はRat Nestで「ネズミ の巣」。命名者がネズミと勘違いした動物は確かに至る所にいるのですが、これはクォッカという固有種の有袋類。ネズミにしては大きいし、顔はネズミ的ですが胴体はほぼ球形、しっぽはは虫類を彷彿とさせる、まあ不思議な動物です。車の乗り入れのできない島でのんびりしてるからか、あんまり人間を恐れずに近づいてきます。一緒に記念撮影 も十分可能。
島内の足は基本は自転車。1周ツアーバスもあるけれど 乗ってるのは超急ぎ足の観光客か年配の人。それ以外には 車が走らない訳ですからやっぱり自転車が安全で楽しいと 思います。小さな島に海は当然として山あり湖ありと様々な表情があり、車窓観光では堪能できないでしょう。それ と法律でヘルメット着用が義務づけられているのでお忘れ なく。
この島は日本で出ているガイドブックにも載っているのですが、ミニSLが走っていると書いてあったりなかったりで、地図に路線が書き込まれていることは皆無。どうもその辺りが適当だなあ、と。実際に行ってみると港の案内所で島の詳しい地図をもらえるし、そこに路線図も書いて あります。これも島内の足、といいたいところですけど、本数が1時間に1本程度で最終も3時くらいなので、実際 乗り場で諦めている人もたくさん見かけました。島を半分 位まで縦断するように、結構な距離を走るようです。
海はめちゃくちゃきれい!!!モルディブも慶良間もきれいですが負けず劣らずと断言します。行ったときは秋 だったので泳げずがっかりしましたが。
バンガローなどの泊まるところもあるようです。自分が泊まってないので、どんなんかは書けませんけど。
西オーストラリアの田舎町をいく1
それらしいシリーズ名をつけてはみましたが、パースを拠点に一週間弱ほっつき歩いた時の話を10回シリーズで。
西オーストラリア州(今後はWAと書きます)の州都・ パースが「世界一孤立した都市」と言われることから察していただけるかとは思うのですが、WAにはパース以外のめぼしい都市がありません。だから、あとは全て「田舎町」 と勝手に定義します。そうしないと続かないので。
初回はお手柔らかにフリーマントル。パースの外港です。 パースから電車で30分。見所はコロニアル調の町並みと刑務所と海洋博物館に市場くらい。
この町で宿をとってみました、エスプラネードホテル。 町で一番有名で一番まともなホテル。コロニアル調で玄関 には馬車までやってきます。吹き抜けのメインダイニング では、そのときは確か「リトアニア料理フェア」という、 日本でやっても受けが悪いだろうなあと思われるフェアを やっていたように記憶しています。
「ピッツァ・ベラ・ローマ」。いかにもイタメシ屋ですというネーミングですが、ここの名物がムール貝。注文の 単位は1kgと1.5kg。2人で1kgに挑戦しました。出てくるとバケツにてんこ盛り、とはいっても殻付きでの重さですからなんとかなります。顔と手をトマトベースのソース(ニンニクも大入り)でべとべとにして平らげれば、大満足。待ってでも行く価値あり。ピザも◎。☆☆☆☆★ (←それは違う連載)
市場は結構楽しめました。1$=70円くらいのときでしたが100円ショップならぬ「2$ショップ」があって部屋履きのサンダルをゲット。魚介類は美味しそうだったけど、買ってもどうしようもないので断念。週末しか営業 しないのは要注意。アジア的怪しさはなかったですね。
手打ちうどん編8(最終回)
読者の方から「麺の話は飽きた!」とおしかりを受けた ので、今回でひとまず一段落、とさせていただきます。(「うどんの話が楽しみ」というご意見も多いので、これで読者数が減ったら復活するかもしれません(-_-))生地のヘソ側を上に、打ち粉をして中心から前へと軽く 麺棒を押しつけて転がします。すると、当然のことながらナンのように円い生地に一つ角ができます。これを4方向繰り返すと、プロであれば生地は正方形になります。私は素人なので正方形になりません。さぬきうどんを打つ(延す)ときの特徴が「すかし打ち」。 これによりリズミカルかつスピーディーに延すことができるというのですが・・・。まず、生地を麺棒に巻き付けて体重をかけて少しずつ前へ転がす、引き戻す、体重をかけて転がす、を20回。生地をほどいて、90度回転させて、 まき直してまた18回。次は16回、14回と計4回巻き付けて延します。これで生地の厚みが3〜4mmになるよう に仕上げます。広げてみてムラがあれば麺棒で均一に均します。ここまで6〜7分が目標ですが、教科書を見ながらでは無理でしょう。事前に作業を頭に叩き込んでから挑戦 しましょう。次は切る作業。生地を畳みます。一番下を10cm幅に、上に折り重ねていくに従って幅を狭めて、3〜4段に畳みます。切るのは家の包丁でもできなくはないですが、麺切り包丁とちがって軽いので下まで切るのに力が必要。まし てやリズミカルに切ることは不可能です。幅は3mmという ことですがついつい太くなってしまうのでこころもち細目 に切るようにします。初めての時、泣きながら一度切った うどんをさらに縦に2本に切り分けるという羽目に陥った 私が言うのですから間違いはありません。あとはゆでて食べるだけ。でも市販のものとは違って、12分もゆでなければなりません。頃合いを見て一本摘んで 加減を見ます。太さにムラがある場合は注意が必要です。大変お待たせいたしました。醤油でもつゆでも生卵でも好きなものをかけてお召し上がりください。そのうち「みんなでうどんを打つ会」をやりたいなあと考えていますがいかがなものでしょう?(おわり) 
手打ちうどん編6
前々回、生地がもっちりした続き。次は生地を寝かせます。最低30分、できれば1時間は寝かせるのですが、これによりグルテンがなじみ、さぬきうどん特有のコシがうまれます。生地にビニールをかけ、涼しいところにおいておくだけです。この間にだしを作るなり、使った食器を洗ったり、 テレビを見たり、居眠りしたり、鼻歌を歌ったりして待ち ます。おいておくだけ、と書きましたが、丸く薄く踏み延ばした生地をそのままではいけません。「菊揉み」という作業が必要です。延ばした生地を端っこから内側にくるみ込むように丸めます。そしてまん丸の団子のような形にします。コツをつかめば簡単ですが、最初は中に押し込んだためにおばあちゃんの口のように皺が放射線状に残ってしまい、それでは意味がありません。要は端っこをなくして、均一に生地全体がなじまなければなりませんので、根気づよく内側に押し込んでいきます。そして、寝かせるときはへその部分を下にしておいて、鼻歌・・・となります。 (つづく)
手打ちうどん編4
そろそろ捏ねましょうか。とその前に、私がお手本とするレシピは香川県のさぬき麺業さんのものであることを発表しておきます。といってもそのとおりになかなかできるもんじゃありません。はあ。まず分量の中力粉に塩水を加えながら混ぜます。全体が 均一にそぼろ状にするのがポイントですが、素早くシャカ シャカとやるのがコツ。指にねっちょりとからみつくのが気になって、さらにダマになってるところを無理に解そう とすると余計にダマになってしまうので、丁寧かつ雑に? 混ぜます。次に生地を集めます。捏ね鉢(わが家ではボール)の曲面を使い、押しつけるようにすると簡単です。いよいよ足踏みです。丸く集めた生地にビニールを掛け 踏むのですが、手っ取り早くビニール袋を使っています。できるだけ大きい袋のほうがよくて、小さいのだと最後のには袋からはみ出す羽目になるので要注意です。テキストには「かかとからつま先に向けて体重を移動」 と書いてあるのですが、それで何を狙ってるのかが分からないので、とりあえず平らに延ばすことに。あとでうどん屋さんでアルバイトをしていた人から、内から外に向けて足の側面を使って「中の空気を追い出すように」延ばすように、とご指南いただき納得した次第。空気が残るとぽそぽそになってしまうそうです。5分踏んで三つ折り、5分踏んで三つ折りを繰り返し、足裏にさぬきうどん独特のもっちりした感触が伝わってきます。徐々に顔がにやけてくるのが分かります。でもまだ まだうどん打ちの作業は・・・(つづく) 
手打ちうどん編3
今回はいよいよ粉のこと。うどん打つには中力粉。でもなかなか売ってないんだよなあ。結局、○神百貨店で国産地粉100%のものを発見して即購入。ところで本場香川のうどん屋さんで使っている粉は殆どがASWと呼ばれる輸入小麦。もちろんASWがうどんに適していたからこそ、すっかりとって代わってしまったの だけれど。と、これが昭和50年代のことらしい。讃岐の地粉を使ったその名も「讃岐の地粉」は、坂出の吉原食糧の商品。日清製粉の「○香」(「香」が○の中に入っている)は手打ちうどん用に特別に配合した中四国地 域限定販売商品で、これでなければユーザー(うどん屋) からクレームまで出るそうだ。いずれ腕が上がったら買い付けに行くとしよう。あと、小麦粉の分類には等級もあって、これは含まれる 灰分が少ないと一等粉、となる。灰分が少ないと色が白く 喉ごしがよくなるのでうどんに適しているとされる。で、国産地粉はどうだったか、というと見た目は白かったのに茹で上げてみるとちょっと茶色がかっている。さては二等粉だったのか?真相は闇の中である。<つづく>

※ASW=Australia Standard White
手打ちうどん編1
うどん好きが高じて&最近香川から遠ざかっていることもあって、無謀にもとうとう自らうどん打ちにチャレンジすることを思い立ちました。そこでどうしても必要になるのが「麺棒」。教科書では 「長さ1m、太さ2cmが適している」とのことなので、 なじみの厨房用品屋に行ってみました。「うどんを打つ麺棒をください」「どんなのですか?」「長さ1m、太さ2cmがよいのですが」「1mですか?ちょっとおいてないなあ」カタログを見ると45cm、60cmとあっても1mは 載っていません。45cmは在庫があって550円なのですが、60cmは取り寄せで値段もいきなり2600円!うまくいくかどうかわからないのにうどんより高い麺棒 をわざわざ取り寄せる根性もないので、とりあえず550 円コースを選択しました。<つづく>
どうしてそんなに入国審査に時間がかかるか
アフリカ大陸北端にスペイン領のセウタという街があります。ここからだと陸路でヨーロッパからアフリカに入域できることになります。 バスで国境まで行くと、ちょうど高速の本線料金所の様なゲートがあります。スペイン人でモロッコに出かける人の姿は無く、モロッコ人は別のルートですいすいと国境を越えていきます(ゲート横手の丘を登っていくのですが、外国人は立ち入れません)。 出入国カードを手に入れなければなりませんが、黙っていても窓口からはもらえません。代わりにいかついアラブ系のおっちゃんらが配りに来ます。これをもらうと、当然代金をお支払いしなければなりません。わざわざ手に入れてくれているのですから(笑)。 窓口でねばり、やっとのことで出入国カードをゲット。記入し、パスポートとセットで提出してからがまた長い。ひとり につき10分はかけて「審査」していただけます。このとき並んでいたのは3人。窓口の職員だけではなく、裏の事務所にいる職員がひとりずつ、パスポートを丹念に1ページずつ、じっくり熟読してくれます。最終的に入国できたからいいけど、疲れます。
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