たびっと倶楽部の旅ふれあいマガジン
23号H14.12.1発刊
 
 チロルからウィーンへ
五感で触れる自然と美術の旅
チロルからウィーンへの巡り方
あれよあれよのサファリ珍道記
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 ひとつの出会い


チロルからウィーンへの巡り方/Travel Guide

巡り方ガイド
 

●オーストリア南西部に位置する「チロル州」は、アルプスの膝元だ。雪と氷で覆われた高峰が深い谷間に屹立し、野原には花々が彩りを添え、三角屋根の家や尖塔の教会が立っている。日本人の誰しもが憧憬する世界が広がっている。
中心地の美しい古都「インスブルック」は、アルプス周囲の交通を結ぶ要の都市で、各国から国際列車が集まる。王宮や教会、旧市街の黄金の小屋根など見どころが多い。
インスブルックからスキーヤーの聖地「サンクト・アントン」まではスイスへと抜ける幹線列車で約90分、高級リゾート地「レッヒ」までは、そこからバスで40分ほどの行程だ。両町では豊かな自然を舞台にアウトドアスポーツやリゾート気分を味わえる。

オーストリアの首都「ウィーン」。ヨーロッパ東西と南部を結ぶ交通の要所として2000年もの歴史を誇り、街中が華やかな宮廷文化で彩られ、音楽や芸術、学芸が誉れ高い。アクセスはインスブルックより国内線で約1時間。約5時間半の鉄道の旅を楽しむのも良いかもしれない。
チロルからウィーンへ。オーストリア東西への旅は、自然と芸術が見事に調和した中に、人々の生活がしっかりと根づいた姿を見ることできる。

 ■気候&服装
 

●12月は街の広場にモミの巨木が立ち、クリスマスシーズンを迎える。1〜3月半ばが本格的な冬で、雪が深く降り積もる。有名なスキー地として名高い町も多く、観光客で賑わう。この季節は、暖かい服装と滑らない靴を着用したい。
5月になると山々に春の息吹が灯る。木々に花が開き、野原には可憐な小花が咲き、絵に画いたようなコントラストが美しい。

それから真夏にかけて気温が上昇するが、標高が高い所では雪が残るところもあり、雨で急に冷えこむこともあるので上着は必要不可欠。
比較的過ごしやすいのが9〜10月末で、ハイキングが最適なシーズンだ。11月に入れば山々は紅葉の色に染まり、やがて冬を迎える。

 ■宿泊施設について
 

●オーストリアには大きく分けて3種類の宿泊施設がある。ホテルは豪華なものから、古城を改築したものまで種類は豊富。気軽に泊まりたいならゲストハウスがおすすめで、1階がレストランで2階が客室といった構成。ペンションはアットホームな雰囲気を満喫できて料金も手頃だ。

 ■オーストリア一般情報
 

【時差】マイナス8時間。3月の最終週末〜10月最終週末の間は夏時間で、日本との時差はマイナス7時間。
【ビザ】観光6カ月以内なら不要。
【通貨】1EURO(ユーロ)=100CENTIME(サンチーム) 121円(2002年12月現在)

【両替】日本円の現金でも銀行や郵便局なら両替可。銀行・両替所・郵便局・ホテル・空港・駅などで現金やT/Cの両替可能。レートは各場所で異なる。
【チップ】タクシーやレストラン、カフェなどでは料金の約10%が目安。
【治安】ヨーロッパの中でも比較的治安がよい。だが、最低限人ごみの中では、貴重品の管理は注意しておこう。

【旅情報】
◎オーストリア政府観光局
〈東京都港区赤坂通り郵便局留め〉
03-3582-0931(テープ案内)
http://www.austria.info/jp
◎ オーストリア大使館
東京都港区元麻布1-1-20
03-3451-8281
http:// www.austria.or.jp/