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●「北極点」とは、簡単にいうと地球のてっぺんである。北極点と南極点とを結ぶ軸を中心に地球が自転しているためである。そこは、コンパスの針が回り続け、全ての風が南へ向けて吹くという特異な場所だ。 |
この地域は、北極海を中心に、グリーンランド、バレンツ海、カラ海、ベーリング海などを含む。陸地では、ユーラシアと北アメリカ北端部、グリーンランド、アイルランドの一部、シベリア沖の島など、総面積で約3000万平方キロメートルにのぼる。 |
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●夏は白夜が続き、冬には、緯度に応じて日の昇らない極夜が続く。一年を通じて曇天や霧が多く、視界がきわめて悪い。 |
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●北極圏の、陸上での代表的な景観はツンドラである。凍土層にコケ類が生育、夏には昆虫類が発生。シロクマやアザラシ、セイウチ、ホッキョクサケなどが生息する。トナカイやホッキョクウサギ、ホッキョクオオカミなども活動するが、いずれも長い冬の間は、南方の森林地域へ移動する。 |
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| ●北極圏への探検史は、15世紀のヨーロッパ諸国による探検時代に興隆期を経た。東洋への最短路を求め、北東航路と北西航路が開拓されたのである。 |
次に北極点への探検は、1607年ハドソンに始まり、さらに高緯度へと挑戦は続いた。1893年〜1896年には、ナンセンがフラム号で漂流し、北極圏徒歩横断を成し遂げる。 |
日本人では、植村直己氏や大場満郎氏、和泉雅子氏など、極点到達の栄誉を成し遂げた類い稀な人物として記憶に新しい。 |