Tabit たびっと倶楽部の旅ふれあいマガジン
28号H16.3.1発刊
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最優秀賞 元気印のヴェッキョ(お年寄り)

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〜人々が集い、さまざまなシーンが響きあう街〜7年目のハービスOSAKA
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去る1月30日、「第7回ハービス旅大賞表彰式」が東京・浅草ビューホテルで行われました。受賞者の方々をはじめ、審査員、協賛各社の皆様をお招きし、日本旅行作家協会会員の皆様と共にお祝いしました。栄えある最優秀賞には、今年新たに設けられた旅行フォト部門の中から藤井裕三さんの「元気印のヴェッキョ」が選ばれました。
応募総数「紀行エッセイ部門」:205作品 「旅行フォト部門」:71作品
<審査経過> ・一次審査 日本旅行作家協会会員により候補「紀行エッセイ部門」31作品、「旅行フォト部門」29作品を決定
・二次審査 日本旅行作家協会理事により候補「紀行エッセイ部門」8作品、「旅行フォト部門」7作品を決定
・最終審査 審査員(齋藤茂太氏、下重暁子氏、芳賀日出男氏)により受賞作品を決定



内容:ミラノやフィレンツェなど、イタリアのヴェッキョたちはみんな元気がいい。そんな何気ない街の風景を温かく見つめる。

選評:全体の構成がよくまとめあげられ、写真のクオリティも素晴らしいです。イタリアの街の情景がとてもいい雰囲気で切り取られており、旅情をそそります。
旅行フォト部門
藤井裕三さん
  「元気印のヴェッキョ(お年寄り)」



 
旅行フォト部門
 
  西端正典さん
  「秘境タナ・トラジャ紀行」
  内容:独特の生活様式と風俗習慣を持つインドネシアのトラジャ族。今なお受け継がれる、彼等の伝統の風習とその風景を写し出す。
  選評:写真のクオリティはずば抜けて優れており、質感や濃淡なども素晴らしい作品に仕上がっています。テクニックを感じさせる力のある作品でした。
 
紀行エッセイ部門
 
  武智弘美さん
  「タイで花嫁修業」
  内容:結婚を間近に控えた筆者はタイでウエディングドレスを作ろうと旅する。途中、さまざまな出来事に出合いながらの揺れ動く乙女心をユーモアたっぷりに描く。
  選評:テーマのユニークさ、そこに展開される旅のストーリーのオリジナリティでダントツです。文章のテンポもよく、フレッシュな魅力溢れる作品でした。



 
旅行フォト部門
 
  大和直之さん
  「島の休日」
  内容:会社を辞める度、訪れたギリシャ。乾いた空気と溢れる陽光の中に心地よい風景が育まれる。
  選評:旅の楽しさが伝わってくるような楽しい作品です。島の人々の暮らしや日常が感じられ、生活感にあふれた魅力ある内容です。
 
紀行エッセイ部門
 
  佐藤孝子さん
  「ラトヴィアのブリギッタ先生」
  内容:ラトヴィアで日本語を教えるブリギッタ先生。写真家で映画監督でもあるというバイタリティ溢れる彼女の人柄と人生に触れ、筆者は深い感銘を受ける。
  選評:ラトヴィアという遠く離れた国で出会った日本語教師のブリギッタ先生との心温まる交流や、芯の強い一人の女性の生きざまなどが感じられ、読む側に静かな感動を与えてくれました。

 
旅行フォト部門
 
  小林暁子さん
  「ポルトガル モンサラーシュ」
〜白い人形のいる村〜
  内容:旅先の村で偶然出会った不思議な人形。さまざまなポーズの人形が織りなす風景に、思わず想像力をかきたてられる。
  選評:非常にユニークで個性的な作品です。旅先で見つけた不思議な風景をオリジナルな感性でまとめています。
 
紀行エッセイ部門
 
  木村澄子さん
  「常に旅にあり」
  内容:結婚を機に転勤族となった筆者の京都での暮らしを綴る。長期滞在の旅行者のような感覚で、その土地の文化や風習を分析する。
  選評:転勤族(=旅人)という違った視点から、自分にとっての異国としての京都をとらえ、京都ならではの日常、人々、風景が生き生きと上手に描かれ、興味深い作品でした。



総評:今回から旅大賞を旅行フォト部門と紀行エッセイ部門の2部門に分けました。フォト部門はプロアマ問わず、クオリティの高い作品が多数寄せられました。しかし、旅を題材として5枚の組写真の構成がきちんと練られているものが少ないのが残念でした。文章に限定したエッセイ部門では、より読み応のある作品が期待されましたが、全体的に文章そのものはレベルアップしてはいるものの、テーマの魅力に欠けていたり、題材や内容が乏しかったりという点が少々難点でした。最終的には、最優秀賞を決定するにあたり、議論がなされましたが、今回は総合評価で旅行フォト部門に軍配が上がる結果となりました。