オークランドの冬は、晴れた日だとTシャツでも平気だった。短パンで町を歩いている人もいるくらいだ。日本で言えば、沖縄の冬と似ているだろう。
しかし海水は…。サーフィンをしようと海に入ったら、南極から流れてくる海流のためだろう、驚くほどの冷たさで、痛いほどだった。
私が寒がっている横で、ニュージーランドのサーファーたちはウェットスーツも着ないで、水着のまま平気で海に入っている。日本人とは皮膚の構造が違うのだろうかと思いながら、楽しそうな彼らを眺めたものだ。
ニュージーランドの冬でも、私がもっとも印象に残っているのは「暖炉」だ。これがけっこう暖かい。部屋のライトを消すと、燃える炎の影が部屋全体にユラユラ揺れる。そんな中で飲むワインは格別だった。ニュージーランドは美味しい白ワインが400円くらいから買えるのだ。おかげで毎日ワイン1本は空けていた。
こたつでミカンを食べながら、暖炉でワインを飲んだニュージーランドの冬を思い出した。(シン)
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